前の記事で、信頼できる皮膚科の先生に巡り会えたことについて記載しましたが、
その際に塗り薬と併せて、もうひとつ処方された飲み薬がありました。
脂漏性皮膚炎に関するブログや記事を読み漁ってきた私が一度も目にしたことのなかった薬、
それは漢方59番“治頭瘡一方(ヂヅソウイッポウ)”です。
初めて聞く名前と漢字に、なんだか効きそう、と思ったのを覚えています。
先生によく聞くと、湿疹にもいろいろな種類がありますが、
カサカサタイプではなく、いわゆるジュクジュクタイプの湿疹やただれに効くとのこと。
乳幼児の顔の湿疹に出されることが多く、そう言われて調べてみると、
乳児湿疹の症状が、まさに黄色い浸出液が顔にこびりついたかたちで、私の脂漏性皮膚炎によく似ていることに驚きました。
ちなみに乳児湿疹の原因も、過剰な皮脂の分泌や乾燥、汗による皮膚の炎症とのことで
脂漏性皮膚炎とかなり近いですが、乳児湿疹は時間が経てば落ち着くのに対し
成人してからの脂漏性皮膚炎はやはり治りにくさという点では全然ちがうようで・・・
本題に戻ると、こちらの漢方も、塗り薬と併せて私の脂漏性皮膚炎改善を手伝ってくれたと実感しています。
漢方は効果が出るまで時間がかかるというので1日2回食前に、気長に飲んでいました。
味はもちろん苦くてまずいですが、飲み続けているうちに慣れてしまいます。
私のおすすめの飲み方は白湯(漢方エキス製剤は、本来煎じて飲まれる漢方に近い形でお湯で飲むと効果が大きくなったり吸収がよくなったりすると言われているのでどの漢方もお湯で飲むようにしています。)を口に入れてから、
上を向いてそこに漢方薬を入れて、飲むとそこまで味に苦しむことなく飲めます。
この漢方の副作用としては下痢になることも挙げられていますが、
常に便秘気味の私はこれを飲み始めてから快便になり嬉しかったです。
腸環境が良くなったことも肌の回復を助けるのに役立っていたのでしょうか?
以上、見たことも聞いたこともない名前の漢方薬についてでした。
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