〜はじめに〜
これからこちらのブログに書いてくことはあくまで私のケースであって
同じく敏感肌でお悩みの方すべてに当てはまるわけではありません。
それでも、自分自身がこれまであらゆる肌トラブルに悩んできて(現在進行系ですが)、
その度に実体験を含めたブログには本当に救われてきたので
今お肌の悩みを抱えている方にとって少しでも解決策を見出すきっかけになったら良いなと思い記録をすることにしました。
時系列が分かりやすいよう過去まで遡り、肌の症状(当時はあまりに辛すぎて昔の写真は残っておりませんが、いつの時期も非常に鮮明に記憶に残っているので、症状や悩みを文字でできるだけ詳しく記載していきます。)や対策、治療法、使用していた化粧品、気をつけていたこと、悪化した原因などを書き留めていくブログです。
また同じ症状が起きたときのために始めたものですが、自分のための記録でもあるこの記録で、どこかのどなたかが、もし少しだけ前向きになれたら。
そんな願いもこめたブログです。
さてさて、タイトルにもある、私の肌との戦いが開幕したきっかけ、“◯◯”とは?
高校生の頃にニキビに悩んでいた私。
といっても、そこまで重症という訳ではなかったのですが、
思春期ということもあり、きれいにしたいと思い、
ふと友人に勧められた皮膚科へ足を運びました。
その際に初めて“ピーリング※”という言葉を知りました。
※ピーリングを否定するつもりは一切なく、私の肌が弱っていたため合わなかった、と思っています。
今でも人気の治療法で、こちらで肌が綺麗になっている方もたくさんお見かけします。
ピーリングとは、肌に残る古い角質を柔らかくしてから取り除くという美容法を指しますが、
先生の言葉に興味が湧き、早速その日に治療を受けました。
肌に薬品をつけている時、肌がピリピリ、チリチリしたのを覚えています。
今思えばあれは、ただでさえ炎症のある私の肌が、ピーリングの作用で大きく刺激を受けていたのだと思います。
ここで、敏感肌の方にとって絶対に知っておくべきことがあります。
それは、肌がピリピリ、チリチリする現象はたいていの場合、肌が刺激され、もっと言えば攻撃されているということです(←あくまで敏感肌の方の話です)。
「そんなの当たり前!誰でも知ってるよ!」と言われてしまうかもしれませんが、
当時の私は、それを「効いている証拠」だと勘違いしていました。
ちなみにこれは数年後に出会う、絶大な信頼をおける存在となる皮膚科医の先生にきちんと説明されたことなので間違いないかと思います。
合わないものを使用しピリピリ、チリチリしたときはすぐに水で洗い流してくださいと、
当たり前だと言わんばかりに淡々を受けたのを今でも覚えています。
(昔口内炎ができた時、トマトやレモンを食べてしまってしみた時に、なんだかよく効いて治っている気がしていたのは私だけでしょうか。あれも間違いだったのか。)
そんなことはどうでもよくて、
ピーリングを受けたその日から、肌に赤みが出るようになりました。
肌の赤い私の人生の幕開けです!
それからしばらくすると頬に湿疹のような症状も出てきて、普通の肌でいられる日がなくなりました。
湿疹があまりに良くならないのでピーリングを受けた皮膚科に相談に行くと、先生は特にピーリングについては言及せず、強いステロイドの塗り薬が出ました。
ステロイドを塗ると一旦よくなりましたが、塗るのをやめるとすぐに再発、を繰り返し、
今度は赤みのある湿疹だけではなく、肌の表面に黄色い浸出液が出て、それがしばらくするとかたまり、かさぶたのようになる湿疹へと変わりました。
液が出ていたり、ぼこぼこしていたりとにかく気になり、人と顔を合わせるのも嫌になっていきました。
学生で思春期真っ最中だった私は、ひどい肌を気にしており隠すためにもずっとファンデーションを使っていました。
ドラッグストアなどでとにかく肌に優しいものはどれかと店員さんに訪ね
この頃はdプログラムのファンデーションを使っていました。
dプログラムのパフはもちもちふわふわで大変気に入っておりましたが、
その後改良されてもちもちふわふわでなくなってしまったので少し残念です。
ちなみに私は肌トラブルがずっとあるにもかかわらずこれまでもこれからもずっとファンデーションを塗って過ごしているので、
今後私のファンデーション遍歴などもどこかで記載していけたらと思っているのでその時はよろしければご参考になさってください。
基本敏感肌向けのブランドばかり登場します。
さて、その頃の私はというと、ステロイドを塗ると少し赤みや湿疹が治まるため、
なくてはならないものになっていました。今考えると、恐ろしいほど顔にべったり塗っていました。
このステロイド常用によって、皮膚が薄くなり、毛細血管がもろくなって拡張していったのかな、
と今となって冷静に分析できますが、当時は必死でした。
肌について知識を得たいま、あの時に戻って人生やり直したいと何度思ったことか。
当時ピーリングを受けた皮膚科の先生はいつも忙しそうで(診察室へ通されると、先生はまだいらっしゃらない状態で助手の方が患者に症状や欲しい薬を聞き、その後先生がいらしてカルテに記入、といったスタイルでした。)
なかなかゆっくり相談ができず、いつこの湿疹が治るのかという不安と湿疹が治らない悲しみ、きちんと自分で調べずピーリングを受けてしまった後悔にずっと悩まされていました。
(皮膚科選びの重要さもいつかつらつらと書きたいと思います。)
もちろんピーリングは効く人には本当に効果的であるからこそ今も尚美容界で人気の治療法であると思いますが、私には合わなかったのです。
ここから私の現在にまで渡る10年以上の超敏感肌との戦いがはじまります。
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